トンネル型産卵床作成工程②

トンネル型産卵床に作成の後編を進めます。

前回はメインの部分となるリング部の作成まで終わりました。

リング部

後の工程は大したことはありません。

一応、容器脇にフック掛けできるようにしているため、フック部を作成します。

吊り下げする深さプラス5㎝程度に針金を切ります。切ったら真っ直ぐに伸ばします。

続いてフックを作成します。

作成されたフック部

曲げ方はリング部と同様で先丸ペンチの根元付近で端をつかみ、ぐるっと回すだけ。

少し開口部を残しフック部の外側をつかんで曲げるとセンター吊り出来る形状となります。

もちろん、吊らずに水底にドボンする使い方をする場合はフック部不要です。

最後に産卵床部となる人工杉皮をカットします。

15㎝幅のものを15㎝長にカット

今回作成したVU40でリングを作成した場合だと15~16㎝長が適正です。VP30の場合は12㎝長程度がちょうど良かったです。

使用した芯材に合わせて適切な長さを見つけてください!

次いで半分に切ります。

先のシートを半分にカット

リング部が約5㎝幅であるため半分の7.5㎝もあれば十分です。

出来たシートを丸めます。もちろんリング部を通す必要があるため重なる部分があっても良いので細めに巻きます。

つかんだままリング部を通します。

リング部にシートを通したところ

通したらゆっくりと手を離しリング部におさめます。

シートが納まった産卵床

あとはこれをそのままドボンする。フックを掛けて容器に引っ掛けるなどすればセット完了です!

セット済の産卵床

深さは好みがあると思いますので思った位置に固定すると良いと思います。

個人的な使用感をお伝えすると屋内飼育の場合はVP30の方が使いやすかったです。小さい容器メインですから(^◇^;)

一旦リング部さえ作ってしまえば後はシートの交換だけで済みますので手間が減るのが良いですよ!

ちなみに以降の管理方法ですが採卵のため1週間ほど放置してシートを回収。

回収したシートをシートごと水道水で洗う。

無精卵だけはこの時に取ります。

タッパーなどの容器に水道水、メチレンブルーやアグテンなどを入れシートごとドボン。

以降、2日に一度程度水替えです。このときにも色染まりした卵、ミズカビが出た卵は取りましょう。

この方法でいいのは容器内にスペーサー(身の回りにあるもので使えるものを!)を入れれば1つの容器で何枚もシートを管理出来るところです。

省スペース化が図れるのでたくさん採卵、針子をとる方には便利な方法なんではないかな?と、思っています。

もし、よろしければお試しください!

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