PSB(光合成細菌)培養
我が家ではひと月ほど前からPSB(光合成細菌)の培養を始めてます。
実際に使用して実感するほどの効果は体験していないので何とも言えませんが一般的に
- 水質浄化作用がある
- メダカの栄養源となり得、針子の餓死が減る
- 針子の成長速度が上がる
などの効果があると言われています。
うちも大事な針子たちの育成のためにと思いPSBの使用を開始しました。
ただね・・・
うちは室内飼育であるため年がら年中、産卵、針子育成があるわけです。
これにPSBを使用していくとなるとランニングコストが大変なことになってしまいます(*_*;
ちょこっとならそうでもないですが常時使用となると懐にダメージありすぎです。
そんなわけで培養を始めました!
なかなか良好なようなので上手くいってる培養について投稿しておきますね!
まず、必要なものを挙げます。
- 元となるPSB(大手メーカーのものよりめだか関連販売をしている個人販売のものがおすすオススメ)
- 培養するための容器(炭酸飲料の500mlがオススメ)
- ビール酵母(私はエビオス錠使ってます)
- 観賞魚用カルキ抜き
こんなところです。
続いて培養環境について
- ある程度の室温・水温が保てる(35℃くらいが理想らしいですが観賞魚用ヒーターが稼働している水温なら問題は無さそうです)
- 光源(うちは観賞魚用照明だけで培養できてます)
この2つを満たす環境があれば大丈夫です。
それでは実際の流れについて
まず種となるPSBはショップや通販で入手してください。(某大手メーカーのPSBは上手く培養出来ませんでした)
次に培養する容器を用意します。
今回は500mlの炭酸飲料ボトルを2個用意しました。
この皆さん見覚えのあるボコボコした容器がオススメです!
理由は2つ
- ボコボコの形状のおかげでビール酵母を上部へ留まらせる効果と光の当たる面積が増える
- 底の形状がインペラーのようになっており攪拌が容易かつ攪拌ムラが出にくい(横回転でかなり攪拌できます。更に縦1回転させると攪拌完了)
からです(●`ω´●)
用意した容器はしっかりと洗浄してください!
PSBより強い雑菌が入りこむと雑菌が繁殖してPSBに取って代わられます。
心配な場合はキッチン用の塩素で消毒してください。この後にカルキ抜きも少し入れますので多少塩素が残ってても大丈夫です!
綺麗な容器が準備出来たらカルキ抜きをほんの少し入れます。人によっては中和水を使わず水道水をそのままという方もいます。私はPSBが除菌されて減るのが嫌なので中和水を使っています。
水を入れるのは容器の半分ほど。水でなくぬるま湯でもいいです。むしろ人肌くらいが理想的。
そこにエビオス錠を2錠投入します!
エビオス錠が崩れて中から気泡も出てくるので半分ほど崩れるまでおいておきます。
ある程度、崩れたら種となるPSBを投入します。
できるだけ口ギリギリまで入れます。
ここで口の部分にあるネジ状になっている部分をつかみ持ち上げます。
重力により更に容量が増えますので更に水をギリギリまで入れます。
理想は表面張力でこんもりするくらいですがそこまで神経質になることはないです。
この状態まできたらキャップにも水を入れできるだけ空気が入らないように一気に蓋をします。
これで準備完了です。
元がかなり濃いのか2倍に薄めてもかなり濃いですね。ちなみに元の種PSBはこちら!
この3本は2週間前に用意して培養していたもの。
ちなみに左の1本は23℃培養、右側の2本は28℃培養です。明らかに色に差が出てますよね(;^_^A温度差で培養に差が出るようです。
あとは温度が維持できる環境で充分に光を当て、日に1度攪拌をして2週間程度経過すると培養完了です。
これを使用分にしたり新たな種PSBにしたりして切らさないように回していくだけです!
あと今更で申し訳ないのですがPSB(光合成細菌)はものすごく臭いです!(´θ`llll)
生クロレラも臭いですがもっと臭いです(^◇^;)
キャップを開ける際やボトルに移す際には特に注意を払ってください!
発酵・膨張してますからね(゜o゜;
使用している容器によっては開封したら溢れます∑(OωO; )
こういった面でも炭酸飲料ボトルは結構優秀です!
開封作業やつめ替え作業は洗面所やキッチンの流しで実施するのをオススメします!